オーナーが考える賃貸住宅の入居率

人口の多い都市部では、賃貸マンションなども新築で造られていても、なかなか入居が決まらないという現状もあります。人が多ければある程度は見込みがあると感じますが、実際にはそうでもないようで、人に貸す為の住宅というのは立地はもちろん、条件がそろっている方がいいと感じます。しかしあまりオーナーはそういったところばかりに目を向けてしまうと、入居率も悪くなってしまう恐れがあります。これはマンションに限らずアパートや一戸建てもそうですが、あくまでも借りる人というのは、一つの部屋に一家族だけということなのです。仮に物件が10組のファミリーが入るマンションである場合では、100人見学に来ても10組しか入居ができません。
ということは他の商売と違って、立地はもちろんそうですが10組のファミリーを入居させることと、100人の見学があったからといって、入居が決まるわけがないという計算になります。そして仮に10人見学にきてすべて決まると、100%の賃貸契約率になりますが、そういった意味では限りなく見学者の数字に騙されないように、賃貸経営を考えるべきなのです。これは有名な賃貸オーナーが言っていましたが、見学者がたくさんいてもまったく意味がないということです。
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